三枚洲
こんにちは。
寒さも和らいでだいぶ暖かくなり、春の訪れを嬉しく感じますね。
今回は、三枚洲についての注意喚起です。
毎年この時期は、とても干満差が激しく、潮が引くと桟橋も見えなくなってしまうような時があります。
(こういった場合は、中庭に向かう階段のすぐそばの可動式の階段をご利用いただくと、楽々行き来できて便利です。)
クレーンの基礎の色が変わっているところが水位が変化している証拠で、目線も川側の通路と同じ高さまで下がることもあるので、こうなると問題になってくるのが三枚洲の水深です。
これはとある日のなぎさ水路東なぎさ側ですが、ブイや竹竿の外側はすぐにこのように干潟のようになってしまっています。
このような場所になるので、海のように見える場合でも入ってしまうと乗り上げてしまい、潮が上がって船が浮いてくるまで、場合によっては2~4時間待つことになりかねません。
水路のブイは出入り口のブイが必ず骨組みのものになっているので、そこまでは脱線しないようにしてください!!
水路を抜けた先の旧江戸川河口に関しても、竹竿の東京側の方が水深はありますが、竹竿よりも外側に出てしまうと写真のようにすぐに下が出てきてしまっている場所が何ヶ所もあるので、絶対にショートカットしないように気を付けましょう!!
このような日には、正しいルートを走っていても滑走していると下を擦ってしまう可能性があるので、水深を気にしながら、浅くなってきたら徐行するように心掛けて下さい。
それでも不安なときは、船外機艇であれば、船外機を少しチルトアップすることもできます。ですが、写真のようにタコメータ右側についているメーター(艇によって異なります)が振り切ってしまうとプロペラが水面に出てしまう可能性があります。そのため、ゲージ1~2個分余裕を持たせておくぐらいまでにして、再度滑走し始める際は一番下までチルトダウンすることを忘れないようにしてください。
なぎさ水路の入り口の緑ブイ周辺と、沖の黄色ブイ周辺、さらに防波堤の角を曲がった先も浅い場合があります。潮が引いている場合は、水深を確認する癖を付けるとオススメです!!
シャフト艇をレンタルされた場合は、なぎさ水路を使っていただいた方が間違いないです。
潮が高い場合は行けるように見える三枚洲周辺ですが、このように危険がいっぱいの場所になるので、必ず竹竿の間や、灯標の外側を通ることが重要です。また、そういった場合は沖のブイと灯標を見間違えてしまうリスクがありますが、焦らずに必ず浮いている三角のブイを見つけて目指すのが、安全航行の鍵です🔑
日本橋川・神田川や小名木川のクルージングをする際にはとっても行きやすい環境になる潮位ですが、途中のルートになる三枚洲は多くの危険がはらんでいます。楽しい思い出だけをお土産にできるように、船長のみなさん気を付けてくださいね。
釣りもクルージングも快適になる天候が増え、気分もウキウキになりますが、悲しい思いをしないように、しっかりと三枚洲や浅瀬の危険を復習しておいていただくと、とっても楽しい思い出が作れると思います🛥
皆様のお越しを、スタッフ一同お待ちしております✨